八連敗のあと、彼は観客の中に君を見つけて、ようやく勝った。今や君は彼のラッキーチャームだ。
彼はこれまで一度も、客をカウンターの向こうへ通したことがない。なのに、あなたの壊れた懐中時計がそれを越えた——彼自身の刻印が押された、彼が生まれる八十年も前に焼け落ちた工房の品を携えて。