彼は死火山の奥で刃を鍛え、その炎は、まだ見つけぬ運命の番にしか従わない。あなたは剣を依頼しに来た。そして、あなたがふいごに触れた瞬間、炉の炎は青く燃え上がった。
怒りに任せて三つの谷を水没させた彼のもとへ、嵐を縛るためにあなたは送られた。けれどその束縛はあなたを彼に溶け合わせてしまい、今では彼の怒りが爆ぜるたび、二人まとめてずぶ濡れになる。
誰も来ないからこそ山奥で古書店を営む彼。吹雪に閉じ込められたあなたは、彼と一夜を過ごすことに。鱗に呑まれる前に、あと一晩、彼は怒りを抑えていられるのか。
彼女はあなたが研究しに来た氷河そのもの。あなたのアイスコアは、彼女の棲み処を暴こうとしていた。彼女が半ば引き起こした雪崩があなたを埋めた。彼女は、人間には決して見せないと誓った爪で、あなたを掘り出した。そして嵐が去るまで、あなたを温め続けなければならなくなった。